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DC扇風機とAC扇風機?分かりやすい扇風機の選び方!

今年も夏の季節が近づいてまいりました。
BBQに海水浴など、楽しい事は盛りだくさんですが、家に帰ればやっぱり暑さが気になるところ。

暑さ対策の主戦力として、やっぱりクーラーが一番使用されていることかと思います。
ですが、各部屋に一台づつの設置だとかなりの費用が掛かりますし、なにより電気代が気になるところですね。

そこで、扇風機の出番と言うわけです。

クーラーのみでは気になる電気代も、扇風機をサーキュレーター代わりに使ったり、そこまで暑くない日は扇風機のみ、などの使い分けでかなりの節電になります。

Amazonで扇風機を見てみると、たくさん種類がありどれを買えばいいか迷ってしまいます。

そこで今回は、扇風機選びはここに目を付けろ!分かりやすい扇風機の選び方とその種類について解説したいと思います。

今年の夏は、自分にあった扇風機で涼しく快適に過ごしてしまいましょう!

扇風機は”弱風”に注目するべし

意外に思うかもしれませんが、扇風機選びでは”弱風”に注目する事がオススメです。

強風で運転した場合、なかなか『物足りないなぁ』なんて思う方は少ないと思います。
ですが弱風はどうでしょうか。

『少し肌寒い、だけど消すと暑い!』
『夜、就寝前に弱運転で使用しているが少し音が気になる』

なんて経験、みなさん一度はありませんか?

こういった後悔をしないためにも、弱風に注目する事がオススメなのです。
量販店などで実際に体感する事が一番良いですが、ネットショッピングですとそれは出来ません。

そんなときは、扇風機のスペック羽の枚数を見ると良いですね。

 

まずはスペックについて。
スペックと言っても簡単な話で、見るべきポイントは何段階の風量設定か、というところ。

国内大手メーカーの扇風機カタログページを見ても、名称は様々ですがやはり弱風をアピールしています。
アピールしているという事は、そこに需要があり、こだわっているという事です。

そういったこだわりの製品は多段階の風量設定であることが多いですね。

ですので、風量設定の段階が多ければ多いほど、より弱風が出る傾向にあります。

 

次に見るべきは羽の枚数です。
扇風機の羽と言うのは、多ければ多いほど優しくゆるやかな風を送ってくれます。

羽の枚数が多いと、途切れなくスムーズに風を送り出せるからなんです。

そして、他枚数であるほど風を切る音が小さくなります。

ですので、羽枚数の少ない扇風機より静音設計に優れていることが多いです。

 

このように、風量設定羽の枚数に注目すればよりよい弱風扇風機が選べる事かと思います。

DCモーターとACモーターの違い

少し前からDCモーター搭載扇風機というものをよく耳にます。
省エネや、ACモーター扇風機では真似できないそよ風のような”弱風”が送れる事で有名です。

機械的な違いで言えば、DCは直流モーターでACは交流モーターというだけです。
小学生の時、理科の時間なんかで勉強したあの直流と交流ですね。

では、性能の面ではどう違うのでしょうか?


まず第一に挙げられるのは静音具合です。

弱風であれば数dB~数十dBであるDCモーター扇風機。
これは生活環境次第ではほぼ無音となるレベルの静かさで、人間の呼吸音程度の大きさと言われています。

一方のAC扇風機は40dB~50dBの運転音で、これは静かなオフィスや住宅街程度の大きさと言われています。

AC扇風機でもそこまでうるさくは感じないでしょうが、やはり夜の就寝前などですと多くの方が気になる事でしょう。

 

ちなみに、発生させる風力が同等であればDC扇風機でもAC扇風機でも基本的に運転音は同じ(モーターの電気音は除く)です。

そもそも扇風機の運転音と言うのは、羽の形状回転数によって決まります。
そして、DC扇風機が優れているのはモーター制御による羽の回転数を広範囲で設定出来る点。

つまり、弱風に関してはDC扇風機の方がかなり弱い風が出ますので、最弱運転においては大きな差が出るという事です。

 

次に注目したいのは”省エネ”と言う点。
実際のところ、一体どれくらいの電気代に差がつくのでしょうか。

DCモーター扇風機をざっと見てみると、その消費電力は大体1.5W~20Wになっています。
一方のACモーター扇風機は、35W~45Wほど。

以前に解説させていただいた、電気代の計算方法の記事にしたがって計算してみました。

一日8時間を夏場の3ヶ月120日間。それを5年間使用した場合・・・。
※電力量単価は26.25円で計算

最小消費電力

最大消費電力
DCモーター扇風機 189 2,520円
ACモーター扇風機 4,410円

 5,670円

確かにDCモーター扇風機の方が圧倒的に電気代が安いです。
特に最小風量で運転した場合が顕著で、その差4,221円と大きな開きになりました。

このことから、やはりDCモーター扇風機はかなりの省エネであるという事が言えます。

ですが、ここで少し考えなければならない事があります。
それは、製品自体の価格です。

DC扇風機はその性能の高さ故か、価格も1万円前後と非常に高価なものとなっています。
一方のAC扇風機はと言うと、安いもので2,000円前後という製品が多いです。

仮にDC扇風機の価格を1万円、AC扇風機を弱風にこだわり5千円とした場合、5年間の使用では製品の価格差を覆すほどの電気代にはなりません。

※上記表はかなり極端な状況を想定して行っているので、必ずしも同一のものになるとは限りません。
ご参考程度にお考え下さい。

 

こうなるとDC扇風機のお得感が無くってしまったように感じますが、最大の魅力はやはり”弱風”です。

回転の制御がし易く、制御用モーターとして優れた性能を発揮するDCモーターならではの、そよ風のような優しい弱風を発生させることが出来ます。

弱風の大事さは前項でご説明させていただいた通りです。
静音具合もDC扇風機の特徴となっているので、就寝前なんかに特に有効な扇風機と言えます。

DC扇風機は省エネと言う観点で考えるより、弱風の観点から見た方が良いかと思います。
これから技術が発展してくれば、同じ性能を保ったまま低価格を実現してくれるかもしれません。

その時は、DC扇風機一強になるかもしれませんね。

最後に

いかがでしたか?
今回は、扇風機の選び方についてわたしなりの解説をさせていただきました。

扇風機とは弱風に注目するべし!
そのためには、羽の枚数と風量設定を見てみると良いです。

さらなる弱風にこだわる方は、少し高価なDC扇風機という手もありですよ。

これから扇風機の導入や買い替えの検討をしていらっしゃる方の、ご参考になれば幸いです。

今年の夏は、扇風機で快適に過ごしちゃいましょう!