豆知識・雑学

プラズマクラスターやナノイーなどの違いはなに?

空気清浄機やエアコン、ドライヤーなど現在販売されている家電には消臭・除菌などの効果が期待できる性能の商品が数多く出ています。

有名なのはシャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーなど、イオンの効果で消臭や除菌をするというもの。

各メーカー様々なイオン発生機能を持った空気清浄機を出していますが、どう違うのか、はたまた効果があるのかなど、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、しっかり解説をしていきたいと思います。

各メーカーのイオン消臭の名称

沢山のメーカーがイオン消臭を謳っていますので、まずは各メーカーがどのような名称なのか確認していきましょう。


  • シャープ プラズマクラスター
  • パナソニック ナノイー(ナノイーX)
  • ダイキン アクティブプラズマイオン
  • 日立 なし
  • 東芝 ピコイオン
  • 三菱 なし

有名メーカーのみ取り上げましたが、このようになっています。

日立は2010年にアレルオフイオンというものを作っていましたが、1年で廃止になったようです。

実質空気清浄機に関してはシャープ・パナソニック・ダイキンの3強ですね。

日立はまだ戦っていますが、三菱は事実上撤退、東芝も低価格帯での勝負となっているようです。

今回はプラズマクラスター・ナノイー・アクティブプラズマイオンの3つについて違いやその効果について解説していこうと思います。


シャープ プラズマクラスター

プラズマクラスターとはシャープが命名しているイオンの総称のことです。

【プラズマクラスターはシャープだけ】というCMを1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

あくまでプラズマクラスターというイオンがあるわけではなく、シャープの製品で発生させるイオンに名称を付けている物なのです。

ナノイーやアクティブプラズマイオンも同様ですね。

効果はカビ菌の除去・ウィルス抑制・アレル物質の抑制・消臭・静電気の除電・美肌となっています。

プラズマクラスターの特徴は上記に書きました効果の中でも特にウィルスの抑制と消臭に優れている点です。
ある実験で高濃度プラズマクラスターイオンでの新型インフルエンザウィルスの感染を抑制できたという実証があります。

プラズマクラスターイオンはその他イオンに比べ結びつくのが早い為、ウィルスやニオイに強いのです。

その代わり花粉について何も書かれていないので、プラズマクラスター自体は花粉にあまり効果を示さないのかもしれません。
しかし、花粉はサイズが大きい物が多く、HEPAフィルターで除去出来るので問題なさそうにも思えます。

残念な点は適用面積が狭いこと。
空気清浄機の適用面積が20畳なのに対し、イオンは10畳しか適用していない。といった事がありますので、選ぶ際は注意が必要です。

パナソニック ナノイー(ナノイーX)

ナノイーも同様、自社製品で放出しているイオンをナノイーという名称で使っているだけです。

効果は花粉などのアレル物質の除去、除菌・美肌、美髪・消臭・カビ菌の抑制・除去となっています。

さらに、食品の栄養素をアップさせ野菜や果物の低音障害を抑制されるとも言われており、冷蔵庫にもナノイーが使われています。

上に書きました中でも特に優れているのが美肌、美髪効果です。
ナノイーはマイナスイオンの約1000倍の水分量を誇るイオンです。

ですので、水分量がアップし、乾燥しない艶やかな肌や髪になるということです。ナノイーXともなるとその水分量はナノイーのさらに10倍となっています。

しかし良いことばかりではありません。
ナノイーの残念な点として、ウィルスにはあまり強く作用しない様です。

もちろん効果が無いわけではありませんが、その他イオンに比べるとウィルスに対しては弱いようです。

手っ取り早くウィルスを抑制するなら加湿してあげるのが1番早いのです。

加湿機能付き空気清浄機もパナソニックから販売されていますので、そちらの購入をおすすめします。

しかし、ナノイーは寿命が長いので広範囲に広がりやすいという特徴を持っています。
その点では完全にプラズマクラスターより優位に立っているのかなと感じますね。

ダイキン アクティブプラズマイオン

こちらも自社製品の放出するイオンに名前を付けて呼んでいるだけです。

効果はカビ菌の抑制・ウィルス抑制・アレル物質の抑制・消臭・美肌となっています。

性能としては、最大風量時1立方センチ25.000個の高濃度と、プラズマクラスター25000と同じかと思われますが、シャープの計測方法とは異なるので一概には同じだとは言えないのです。

実際、シャープのプラズマクラスター7000をダイキンの測定方法で計測したところ、強運転であればその濃度は1立方センチ100.000個とされていますので、プラズマクラスター7000の約4分の1の濃度ということになります。

しかし、実験では菌の抑制や消臭などはしっかり抑制されておりますので効果はあるのだと思われます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
イオンの技術は非常に難しく、メーカーごとに実験方法が違うことが多いので一概に比較してどちらが良い・悪いとは言えないのが現状です。

目に見えて効果が分かるというわけでもないので非常に難しい所ですね。

なので、空気清浄機選びで大切にしたいことは、このイオン系というよりは、その空気清浄機のフィルターや、加湿型なのか、など長所と短所をハッキリさせ自分の部屋に合った空気清浄機を選ぶ。ということです。

簡単に言うと、最近ではHEPAフィルターというフィルターが付いているかどうかが重要な判断基準になってくるのではないかと思います。

花粉対策やPM2.5対策にも大事になってくる性能なので、ここはHEPAフィルター付きを選ぶのが良いかと思われます。

お部屋の大きさや自分の環境に合わせて良い空気清浄機選びが出来るお手伝いになっていれば嬉しいです。