夏に恋しくなる冷たい食べ物。
甘くておいしいアイスクリームなんか特に最高ですね。
おいしいアイスクリームを食べるとなると、どうしてもお店に出向かなければいけません。
暑い中アイスクリームだけを求めて外に出るのは・・・、少し気が引けてしまいます。
しかし、ご家庭で簡単に手作りアイスクリームが作れる家電製品があるんです。
それが、今回のテーマでもある「アイスクリームメーカー」!
ここでは今人気のおすすめアイスクリームメーカーをピックアップし、簡単な特徴を添えてご紹介していきたいと思います。
そもそもアイスクリームメーカーって?

名称の通り、アイスクリームを作る事に特化した家電製品です。
多くの製品はアイスクリームだけでなく、ジェラートなども作れてしまいます。
自分好みの贅沢アイスクリームから、健康を意識した無添加のアイスクリームまで、工夫次第で安心・安全なアイスクリームを作る事も出来ます。
アイスクリームの作り方は、牛乳や生クリーム・卵黄や糖類などを混ぜ合わせ、急激に冷やしつつ空気と混ぜる事で完成します。
もちろん手作業でも可能ですが、素人にはかなりの難しさと手間がありますね。
そんな難しく面倒な作業を機械で自動的に行ってくれるのがアイスクリームメーカーという訳です。
アイスクリームメーカーの種類
アイスクリームメーカーには大きく分けて2種類の製品があります。
冷凍容器を使用するタイプとコンプレッサー内蔵タイプです。
冷凍容器を使用するタイプ
家庭用アイスクリームメーカーとして最も国内で流通しているのがコチラのタイプです。
国内で一般的なタイプのアイスクリームメーカーなので、初心者の方でしたらこちらのタイプを選ぶと良いかと思います。
専用の冷凍容器を事前に冷凍庫で長時間冷凍し、その中に同じく冷やしたアイスクリームの材料を流し込み作るタイプとなっています。
作り始めたら早いですが、容器を事前に冷凍しておかなければいけないので1日に何度も作れません。
また容器はそれなりのサイズもありますので、冷凍庫にスペースが必要となってしまいます。
ですが後述するコンプレッサー内蔵タイプに比べてかなりシンプルな構造となっており、機械の故障等トラブルが少ない傾向にあります。
また、価格としてもお手頃な製品が多いのも特徴ですね。
容器の冷凍に関しては、普段から冷凍しておけばそこまで困る事はないかと思いますよ。
コンプレッサー内蔵タイプ
コンプレッサーが本体容器をかき混ぜながら冷やしてくれるので、事前に容器を冷凍する必要がありません。
ですので一日に何度も作る事が出来ますし、作成時間も大体30分~程度と非常にスピーディ。
業務用として使用されているアイスクリームメーカーをベースにしている製品が多いので、まるでプロが作ったようなアイスクリームをいただく事が出来ます。
デメリットして、やはり便利な分が価格に表れています。
数千円から購入できる冷凍容器タイプに比べ、こちらは基本的に数万円からが相場です。
またコンプレッサーが内蔵されている事もあり、比較的大型製品が多いですね。
置き場所も考えなければいけません。
さらにほとんどが外国メーカーの輸入品となっているので、万一のトラブル時が少し不安ですね。
こういった理由で、わたしはコンプレッサー内蔵タイプを初心者におすすめできません。
アイスクリーム作りに慣れてきてからのデビューを推奨します。
おすすめアイスクリームメーカー5選!
- アイリスオーヤマ製 ICM01
Amazon:1,791円 楽天市場:1,784円 (17年7月現在)
17年7月現在、Amazonベストセラーランキング1位を獲得している冷凍容器使用タイプのアイスクリームメーカーです。
事前準備を除けば、作成時間約20分と非常にスピーディ。
アイスクリームだけでなく、ジェラートやシャーベットまで作る事が可能です。
本体のサイズも16.2cm×16.4cmとかなりコンパクトで、冷凍庫のスペースをそこまで必要としません。
クッキングガイドも付属しているので、初心者でも届いたその日からすぐに手作りアイスを楽しむ事が出来ますよ。
価格としてもかなり安い部類に入るので、初めてのアイスクリームメーカーにおすすめです。
- ブルーノ製 BOE032-IV
Amazon:6,264円 楽天市場:6,264円 (17年7月現在)
2種類の違う味を同時に作れるアイスクリームメーカーです。
冷凍容器を使用するタイプですので、長時間の冷凍工程が必要となりますが作成時間自体は20分とこちらもスピーディです。
もちろんシャーベットなども作れますし、使い方もスイッチを入れて材料を投入するだけなので非常に簡単です。
カップ一つの容量は200mlと小さいですが、合わせれば400mlとなり他製品とそこまで変わらないのでそれほど問題は無いかと思います。
一度に2種類の違うアイスが作れるという面白いコンセプトのアイスクリームメーカー。
兄弟のお子様がいらっしゃるご家庭には最適かもしれません。
- 貝印製 DL-0272
Amazon:6,980円 楽天市場:6,980円 (17年7月現在)
アイスクリームメーカーと言えば、貝印製品です。
そんな貝印製品の中で、多くの方に愛用されているのがこちらの機種となります。
しっかりとした作りで故障しにくく、よく冷える冷凍容器でおいしいアイスクリームが出来ると評判の機種です。
比較的分解もしやすく、お手入れも楽といったところも魅力の一つですね。
一度に作れる容量は600mlとかなりビッグサイズ。
3人~4人分まで簡単に作る事が出来るので、お友達やご家族とも一緒に楽しむことが出来ます。
多くのアイスクリームメーカー愛好家も愛用しているこちらの機種。
迷ったらこちらにしておけば、間違いないかもしれませんね。
- パナソニック製 BH-941P
Amazon:9,980円 楽天市場:12,607円 (17年7月現在)
事前冷凍不要のアイスクリームメーカーです。
ですがコンプレッサー内蔵タイプではありません。
本体に電池式のバッテリーが内蔵されており、動作にコンセントからの給電を必要としません。
ですので材料を投入した本体を冷凍庫に入れて、冷やしながら混ぜ合わせる事が出来るのです。
事前冷凍不要なのは嬉しいポイントですが、実際には作るのには3時間ほど掛かります。
それでも冷凍容器使用タイプよりかなりかなり早いですが、ちょっぴり残念な感じがします。
ですが常に冷凍庫を容器に占有されない事も考えると、やはり事前冷凍不要は嬉しいポイントかもしれませんね。
安心の大手メーカー製品という事もあり、やはりこちらもおすすめのアイスクリームメーカーでです。
- クイジナート製 ICE-100
Amazon:36,700円 楽天市場:47,980円 (17年7月現在)
日本国内で販売されているコンプレッサー内蔵タイプのアイスクリームメーカーと言えば、やはりこちらのクイジナート製品です。
業務用の原理を用いて家庭用アイスクリームメーカーとして開発され、他のアイスクリームメーカーとは一味も二味も違う本格的なアイスが楽しめます。
コンプレッサー内蔵タイプですので、事前冷凍はもちろん不要です。
コンプレッサーがある分仕方ないのですが、重量は14kgとかなり重めとなっています。
また輸入製品という事で、コンセントが海外仕様になっているので変換プラグも必要です。
価格的にも初めての方には中々手を出しづらいとは思いますが、本格的なプロ仕様のアイスを楽しめる事は間違いありません。
”本物”のアイスを求める方に、おすすめです。
最後に
アイスクリームメーカーには基本的にどれも大きな違いはないかもしれません。
モーターや羽の種類で食感などは変わりますが、そこは個人差の大きい部分かと思いますのであえて記載しませんでした。
暑い夏はアイスが非常においしく感じますが、食べすぎてお腹を壊さないようにしてくださいね!