ティファールと言えば、電気ケトルやフライパンが有名ですね。
一方、象印と言えば魔法瓶などでお馴染みのメーカーです。
そんな大手有名メーカーの2社から販売されている電気ケトル、「一体どちらがいいのだろう?」と疑問に思いますよね。
今回は、象印製 電気ケトル CK-AW10-TM と ティファール製 電気ケトル KO6208JPの比較をしてみたいと思います。
まずは両者のスペックから見ていきましょう。
象印 CK-AW10-TM (以下象印)
・サイズ 幅23×奥行14.5×高さ24.5㎝
・重量 約1.3kg
・容量 1.0L
・定格消費電力 1300W
・コード長 約1.5m
ティファール KO6208JP (以下ティファール)
・サイズ 幅16×奥行21×高さ20 cm
・重量 約0.9kg
・容量 0.8L
・定格消費電力 1250W
・コード長 約1.3m
基本的スペックの違い
見ていただければわかる通り、基本スペックの違いはほとんど無いですね。
唯一、容量は象印の方が0.2Lほど多くなっていますね。
ちなみに、象印製には同一性能で容量0.8Lの製品もちゃんと存在します。
なぜ、そちらで比較をしなかったかというと、1.0Lと0.8Lのもので値段がほとんど変わらなかったからです。
性能も同じ、値段も同じであれば容量が多い方がいいじゃん!という理由で10Lの方をチョイスしました。
話を戻しますね。
ほとんど違いがないと書きましたが、ティファールの方が若干コンパクトです。
外観だけでいっても、ティファールは従来品のような形でTHE・電気ケトルといった外観です。
比べて象印は、まるでポットのような縦長の外観をしていますね。
これでどちらがいいか、とは断言できませんが、置き場所にあった形の製品を選ぶのがいいと思います。
基本スペックは容量の多い象印の”辛勝”といったところですかね。
保温性能はどうか
そもそも、どうしてわたしがこの2種の製品を比較しようと思ったかと言いますと、【どちらも保温機能が搭載されているから】です。
電気ケトルに保温機能が搭載されていることにびっくりしまして、他にこの保温機能をもった電気ケトルはないのかな?と調べていました。
そこでティファールと象印にたどり着いたのです。
似たような製品同士だから、どう違うのか興味があり、こちらの比較記事を書こうと思った次第でございます。
またまた脱線してしまいましたが、前述のとおりこの2製品には電気ケトルに珍しい保温機能を持っています。
その保温時間も両者同じ60分間と、非常に優秀な性能となっています。
しかし、ティファールの保温性能は象印のそれを上回っている部分があります。
それは、沸騰させる温度を調整することができ、さらにその設定温度で保温してくれるという点。
象印の場合ですと、保温機能は90℃固定の温度で60分間行ってくれるもので、保温温度を選択できません。
保温できるという点では象印も非常に優秀なのですが、保温+温度の設定も出来るティファールに軍配が上がるかと思います。
機能・設計面ではどうか
もっとも違いがでるこちらの項目。
各メーカーの考え抜かれた様々な便利機能から、ユーザーを思いやった独自設計がポイントとなってきます。
まずは象印から見ていきましょう。
1、倒れてもこぼれにくい!転倒湯もれ防止構造
2、置き場所を選ばない!蒸気レス構造
3、気になるカルキ臭を除去!カルキとばしコース
4、ぴったりの湯量で注げる!レバー式湯量調節
4だけ少しわかりにくいので補足しますと、従来の電気ケトルってお湯の出る勢いを調整できませんよね?
象印製ではレバーで湯量を調整して、例えば少量ずつお湯を出したい時などに有効な機能です。
お次にティファール
1、60℃~100℃で設定できる、7段階の温度コントロール
2、水あかが付着しにくい、ウルトラポリッシュ底面
3、ホコリの侵入を防ぐ、注ぎ口カバー
やはり最大の特徴は温度設定できる点でしょうか。
他の電気ケトルにはない、本機だけの最大の魅力かと思います。
今回は特に目立った特徴部分だけを挙げさせていただきました。
単純比較は難しく、それぞれに良さがありますが、あえて白黒つけるとすれば象印に白星をあげたいです。
理由はユーザーを思いやった機能の多さ。
ティファールの温度調整機能も、他にはない非常に魅力的な機能なのは確かです。
ですが象印の前述した機能は、一つ一つがユーザーの事をしっかり考えて、ユーザー目線で作られていると思うのです。
こういった点から、ここでは象印を選びました。
最後に
いかがでしたか?
今回は保温機能を持った電気ケトルの比較をさせていただきました。
保温という性能ならティファール、その他の便利機能や設計などは象印といったところでしょうか。
どちらも基本スペックはそこまで変わらないです。
全く関係ないですが、このティファールは2017年の製品で、象印は2014年に販売された製品です。
3年前の製品でも最新機に対抗できることから、電気ケトルはもう完成された製品なのかもしれませんね。
少しでもどちらかの製品に興味を持っていただけましたら幸いです。
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