髪を乾かすという単純機能でありながら、その種類は今なお増え続けてるドライヤー。
最近では数千円の製品から、2万円~3万円という高価なドライヤーまで価格や性能も様々です。
どのような製品にも言えますが、やはり種類が多すぎると迷ってしまいますよね。
『同じドライヤーなのに、どうしてそんなに値段が違うの?』
『大風量っていうけど、なにが良いの?』
こういった疑問を持つ方も多いと思います。
そこで今回は、、、
簡単なドライヤーの選び方を紹介しつつ、
おすすめヘアドライヤー5選と題しまして、いま人気のドライヤーをちょっとした解説付きでご紹介していきます!
目次
ドライヤー選びのポイント!
ドライヤーを選ぶ際の簡単なポイントを確認しておきましょう。
もちろん人それぞれの髪質があり、
使用環境・目的も異なるので一概に『コレ!』とは言えません。
ですので、あくまで一般的に言われているポイントだけをご紹介していきますね!
ポイントその①~風量で選ぶ~

風量が大きい製品の方が、当然ですが髪は早く乾きます。
ですが大風量というのは時短が目的ではなく、あくまで結果です。
ドライヤーの温風の温度は、一般的に100℃~120℃に設定されています。
ここまでの高温を髪にあて続けると、ツヤが無くなったりパサつきの原因=髪の痛みに繋がります。
だからと言って、髪を乾かさず濡れたまま放置しておくのもそれはそれで痛みの原因となりますので、
要するに出来るだけ早く乾かせば良いのです。
そこで、風の強さという訳です。
風量が強ければ、当然髪は早く乾きます。
高温にさらされている時間が短くなるので痛みを最小限に抑えてくれるのです。
一般的な製品の多くは風量1.3㎥/分である事が多いです。
この程度でも充分問題ないですが、
髪の量が多かったりロングヘアーの方は1.5㎥/分の製品を選んだ方が良いでしょう。
髪を短時間で乾かすために風量が大きいに越したことはないですが、
パーマを当てている方は髪が伸びてしまう可能性があるので注意してください。
また強すぎる風量は逆にパサつきの原因となるので、
乾燥し過ぎないように注意しながらブローしてください。
ポイントその②~機能や性能で選ぶ~

高価なドライヤーと一般的なドライヤー、何が違うかといったら機能や性能です。
風量切り替えや温冷風切り替えといった機能もそうですが、
高価な製品には髪を乾かしながらケアしてくれる機能が搭載されています。
スカルプモード・マイナスイオン・ナノイー・プラズマクラスターなど、
その名称は様々ですが全て髪のケアに一役買ってくれます。
勿論、こういった高機能を搭載した製品はそれ相応の価格になってしまいまい、
高いものでは4万円を超える製品もあるので、正直気軽には購入しづらいのも事実です。
高価な製品の場合は自身の求める髪を考えながら、
機能と価格を天秤にかけ、それでも欲しいと思えるのなら購入すべきかと思います。
もし最上位モデルに手を出しにくいなら、7千円~8千円くらいの新製品を選ぶといいでしょう。
この価格帯は最新モデルの廉価版となっている事が多く、
各社一番のセールスポイントとなっている機能は搭載されていませんが、
他機能は最新モデルで培った技術が反映されている製品が多いです。
機能や性能はどうしても個人差の強い部分になると思いますので、
良かったら参考にしてくださいね♪
ポイントその③~重量で選ぶ~

ドライヤーというのは毎日、それも手に持って使うものですので”重量”もとても大切です。
一般的なドライヤーは400g~600gほどとなっており、
高機能ドライヤーは重いもので800gの製品もあったりします。
個人差もあり、
重量だけ聞くとそれほど違いはないようにも思いますが、結構変わってきたりします。
イメージしにくい方は、ペットボトルに水を入れて頭の上で振り回してみると良いでしょう。
100ml=100gですので、500mlペットボトルなら約500gです。
それで重いと感じるようであれば、より重量の軽いドライヤーを選ぶべきですね。
毎日使うものなので、高機能であっても使い勝手が悪かったらそもそも使う気も失せてしまいます。
機能を毎日使いこなす意味でも、
自身が手軽に使いやすいドライヤーを選ぶ事が大切です。
おすすめ人気ドライヤー5選!
パナソニック製 EH-NE58
Amazon:4,000円(18年5月現在)
大風量が特徴の、スタンダードなドライヤーです。
その最大風量は1.9㎥/分と一般的なドライヤーと比べてもかなりのもので、
腰まであるロングヘアーの方でもわずかな時間で髪を乾かすことが出来ます。
若干温風の温度が低いようですが、それを風量で補っているという感じです。
そもそも熱すぎる温風は髪を痛めてしまう原因となるので、そういう意味では非常に理にかなったドライヤーと言えますね。
速乾ノズルも搭載しており、強風と逆風で濡れた毛束をほぐしながらスピード乾燥。
とにかく、【髪を痛めず早く乾かす】という事に特化した製品です。
マイナスイオン機能もしっかり搭載しており、
温風と吹き出し口を分ける事により髪にしっかりとイオンを届ける事が出来るようになっています。
価格も非常にお手頃で、多くの方におすすめ出来るドライヤーです。
「イオニティ」と「ナノケア」の違い、知ってますか?

テスコム TID134
Amazon:2,980円(18年5月現在)
本体を立てられる少し変わったドライヤーです。
ノズル後部にスタンドが付いており、そこに滑りにくいラバーを採用する事により
ドライヤーを自立させることが出来ます。
従来品では必ず片手が塞がるブローしか出来ませんでしたが、
立てる事により両手が使えるのでスタイリングしながらのブローが可能です。
また大風速でダブルマイナスイオン搭載となっており、
こちらの機種もやはり髪全体にうるおいを与えながらの速乾が可能ですよ。
先ほどのパナソニック製品とあまり違いがないように感じますが、
こちらの機種は折りたたみ式ではない事に注意して下さい。
それが一概に欠点とは言えませんが…
やはり多くの方は収納をコンパクトにしたいのかなと思いますので、注意書きとさせていただきました。
やはり両手でスタイリングしながらブロー!というのは魅力的ですよね。
そこまで重い製品ではないですが、
ドライヤーを手に持つ煩わしさから解放されたい方におすすめです。
魅力をまとめてみました!

シャープ製 IB-HD95
Amazon:11,500円(18年5月現在)
シャープ独自のプラズマクラスターイオン搭載ドライヤーです。
先程の2機種よりもワンランク上の性能となっており、
最上位モデルとまではいきませんがそれでも確かなヘアケア能力があります。
プラズマクラスターイオンで髪の静電気を抑制、
さらにイオンに含まれる水分子で髪にうるおいを与え保持してくれます。
滑らかでツヤのある、パサつきの少ない潤った髪でスタイリングもしやすくなりますよ!
風量も1.5㎥/分と申し分なく、
風の温度も4段階から設定できるので髪の乾燥状態に合わせて自由自在です。
髪を乾かすだけでなく、いたわりまで気にする方におすすめのドライヤーです。
パナソニック製 EH-NA98
Amazon:16,800円(18年5月現在)
パナソニック最上位モデルの”ナノケア”ドライヤー。
最大の特徴は、なんといってもパナソニック独自の【ナノイー】です。
ナノイーでケアする”ナノケア”と名付けられたコチラの製品は、
速乾・まとまり・さらさら・しっとり感と全てにおいて高い満足度を誇っています。
そもそもナノイーとは”水のカプセル”のようなものであり、
かなり微細なので髪の表面だけでなく内部にまで浸透してくれます。
さらに、髪だけでなく地肌ケアもお任せ。
うるおいを与えてくれるナノイーで、地肌ストレスの原因となる乾燥を抑えてくれるのです。
温冷リズムモードで髪を整えツヤ感をキープし、
風温、風量、風圧のバランスを重視した風の出し方で乾燥もかなりスピーディ。
髪だけで無く、地肌のケアまでしてくれるこちらのドライヤーは、
とにかくヘアケアにこだわる方におすすめです。
リュミエリーナ製 レプロナイザー 3D Plus
Amazon:33,500円(18年5月現在)
『使うだけで髪が潤う』で話題になった”ヘアビューザー エクセレミアム2”の後継機モデル。
上記のキャッチコピーは決して大げさなものでは無く、使うだけで本当に髪が潤っていくのです。
そもそも開発元のリュミエリーナとは、
家電メーカーでは無く科学技術を研究する会社です。
ですので、『使うだけで髪が潤う』というのは決して大げさなものでは無く、
最先端の技術により裏打ちされた明確な根拠があるのです。
髪を熱から守る独自技術バイオプログラミングを搭載。
クセッ毛や髪のパサつきが気になる方でも、
使えば使うほどツヤのある、まとまった髪を手に入れる事が出来ます。
またちょっとした美顔器の効果も期待でき、
冷風を当てると気になる顔のタルみ改善にもなってしまいます。
唯一の欠点は、その価格の高さと本体重量です。
3万円を超えるドライヤーの常識を覆す価格は、常識を覆す性能があってもやはり躊躇してしまうものですよね。
また重量も約722gと、これまでに紹介させていただいたドライヤーの中でも最も重くなっています。
最先端の技術を駆使した魔法のようなドライヤーですが、
やはり気軽に購入しづらいのが本音かと思います。
ですが、その性能に間違えはありません。
最上級の髪を手に入れたいのであれば、非常におすすめのドライヤーです。
最後に
いかがでしたか?
今回は現在人気のドライヤー5選を紹介させていただきました。
やはり高級製品になればなるほど、髪のケアまで考えた製品が多かったですね。
特に最上位の機種となると、価格も性能も最上位です(笑)
ドライヤーは消耗品ではないので、ちょっと奮発して高級製品を買っても良いかもしれません。
お財布や自身が求めるドライヤー性能と相談しながら、選ぶと良いお買い物が出来るのではないかと思います。
是非、自身にピッタリのドライヤーを見つけてくださいね。