【何をするにもとにかく時間が足りない!!】
『仕事が忙しくてやりたい事が出来ない』『残業続きで疲れてるから休日は寝たまま終わってしまう・・・。』
現代人は多くの方がこう思っているそうです。あなたもきっと例外では無いでしょう。
私もそうでした。
仕事や時間の悩みは現代のビジネスパーソンが持つ悩みとして共通でしょう。
1日24時間というのは今も昔も変わりませんが、残業残業と言われている現代はドンドン深刻化している気がしますね。
実際私の周りでも『時間が無くて・・・』という言葉を耳にする機会が増えたように感じます。
確かに残業時間なども合わせて10時間仕事場で拘束され、8時間睡眠を取るとすると残り時間は6時間。
この間に通勤時間・お風呂・ご飯・家事となれば、自由な時間なんてある訳がない。
趣味や自由な時間を増やすためにはどうすればいいのか?
そこで目を付けたのが【睡眠時間】です。
【短眠法】いわゆるショートスリーパーに”意図的になる”というものもあり、睡眠時間を削る事で時間を作る方法に注目が集まっています。
今回はそんなショートスリーパーを目指すあなたに、ちょっとした注意喚起をしたいと思います。
決してショートスリーパーになる事が悪いという訳ではありません。
しかし気を付けないと体調を崩す原因にもなります。
この記事を最後まで読んで頂き、注意点を知ってから実践し始めましょう!
目次
ショートスリーパーの注意点について
一般的な人の睡眠時間は7~8時間と言われています。
つまり1日の3分の1をふとんの中で過ごしている訳です。
あなたも今は中々早起きできずに、眠ってしまっているのではないですか?
7~8時間睡眠を取っても体の疲れが取れなかったり、まだ眠かったりしますよね。
なのに睡眠時間を削って体に悪影響が出ない訳が無いんです。
特に挑戦段階では体に悪影響が出る可能性は高いです。
注意点を把握しておく事で、その影響にも対策が出来ます。
なるべくなら短眠法を会得したい!ですよね?
私が短眠法を会得する為、挑戦段階で出た注意点についてお話します。
とにかく眠たい
ショートスリーパーになるとはいえ、急激に睡眠時間を削って平気で居られるはずありません。
私の場合、いつも6~7時間寝ていたところをその日から3時間睡眠に変えました。
それにより、体が慣れておらず日中はとにかく眠たい・・・。
最初のうちは10分ずつなど短い時間の感覚で早起きする癖をちゃんとつけていきましょう。
吐き気やめまいが起こる
これは寝不足で経験している方も多いのではないでしょうか?
身体面では吐き気やめまい、便秘や頭痛肩こりなど様々な症状が現れる可能性があります。
これも急激に睡眠時間を削った結果かもしれませんが、ある程度は覚悟しておいた方が良いかと思います。
肌トラブル

ニキビや吹き出物、しみやしわなどの肌トラブルに悩まされる可能性もあります。
元々ニキビができやすかったり、既に出来てしまっている人は要注意!
増えてくるとまたストレスになりますよね。
私はニキビが少ない方では無かったので、短眠法を実践し始めて一時期ひどくなった時はとても落ち込みました。
肌のターンオーバーなどの関係で睡眠が大事だという事は、肌トラブルを抱える方ならご存知の事かと思います。
今は短眠法を始める前程度に落ち着いていますし、慣れの問題もあるのでしょう。
短眠法を始める時は、肌トラブルに悩まされる可能性も覚悟しておきましょう。
マルチビタミンやタンパク質、必須脂肪酸などをしっかり摂りましょう。
マルチビタミンなどのサプリメントやプロテインは日本製では無く海外製を強くおすすめします。
日本の製品より安いのに品質は段違いに良いからです。
気分が落ち込む

これは肌トラブルや健康面など色んな症状が重なったりするのも原因の1つなのか、気分が上がらない日が続きます。
睡眠と鬱の関係は言わずもがな良く知られている事でしょう。
今の睡眠時間でも、比較的ネガティブな思考の方は本当に気を付けましょう。
知らないうちに鬱になってしまった、なんて事では洒落になりません。
何かあっても前向きで居られたり、ストレス発散出来る趣味などを見つけておくと良いですね。
私の場合はバッティングセンターに結構通い詰めていました(笑)
短眠法を本当に習得できた場合、今よりもっと快適に過ごせる可能性は勿論あります。
しかし挑戦し始めた頃は、何らかの形で日常生活に支障が出る可能性がある事を忘れないでください。
そして短眠法を始める前には必ず睡眠について少し勉強する事を強くお勧めします。
私は初め『ただ睡眠時間を削ればいいだけでしょ?』と思って無茶した結果、色々な症状に悩まされてしまいました。
記事の最後に私が参考にした書籍も紹介していますので、どんな知識が要るのか分からない方は取り敢えず紹介している書籍を読んでみて下さい。
ショートスリーパーを目指すあなたに~ショートスリーパーについて~

生まれつき短時間睡眠者の事をショートスリーパーと言います。
ショートスリーパーは平均的に人が8時間寝るところを、6時間・4時間でも健康で元気に過ごしている方の事ですね。
これは成功者や起業家に多いと言われていますが、生まれつきショートスリーパーの方は全人口の5~10%程度と言われています。
睡眠専門医の中では、ショートスリーパーは遺伝子の時点で決まっているので、後天的に睡眠時間を削りコンディションを維持するのは不可能と言う方も大勢います。
そんなショートスリーパーですが、今ではショートスリーパーを目指す為の本やセミナーなんかもあったりします。
後天的にショートスリーパーになる事は、専門医でも意見が分かれる部分です。
挑戦するときは、必ずしっかりとした知識を持ってから行う事をおすすめします。
先ほど話しましたが、しっかりとした知識が無いと日常生活に支障が出ます。
知識があれば無理しない様に制御出来ますから、知識を付けて無理のない範囲で挑戦していきましょう。
ショートスリーパーを目指すあなたに~知識を得る為には?~

まずはショートスリーパーを始める為に知識をつけましょうと言いました。
ではその知識はどこで得れば良いのでしょう?
今では検索すればショートスリーパーになる方法を書いたブログは幾らでもあります。
その様なブログを参考にする事も1つの手ではあると思うんです。
決して間違った事ばかり書いてある訳ではありませんからね。
しかし自身の体調やこれからの人生に関わる事です。
お金をケチって無料ブログで済ませるのは、あまりおすすめ出来る方法とは言えません。
では一番良い方法は何か。それは
【短眠法で実際に結果を出している人】に聞く事!
これが1番早いですし、確実かと思います。
身内や知り合いに成功している方がいれば、そういった方に聞くのも良いでしょう。
私の場合短眠法を実践している方が周りに一人も居なかったので、実践し結果を残している方の本を読むことから始めていきました。
ショートスリーパーを目指すあなたに~おすすめ書籍紹介~

では私が短眠法を始める際、参考にした書籍を紹介したいと思います。
ショートスリーパーになった事によって人生を変えた方、睡眠専門医が書いた本が中心になります。
実績のある方たちの書籍なので、これから短眠法にチャレンジする方は必ず読んで下さい。
ただ睡眠に関してはまだ分からない事も多く、著者によって言っている事が違う事も割とよくあります。
今回紹介する本にもそういった食い違いはある為、どれか1冊を集中し繰り返し読むというのもアリです。
どれも納得できるだけの実績、解説があるので、信用出来そうな方の本を熟読し、睡眠の知識を入れておきましょう。
出来る人は超短眠!(著者:堀大輔さん)
この本の著者である堀大輔さんという方は、なんと1日平均45分の睡眠時間で快適な生活を維持しているという超ショートスリーパー。
今より短眠についての情報が出回っていない頃、ショートスリーパーになることを決意し睡眠の理論から勉強し、英語の学術論文なども読み漁っていたそうです。
勉強していく中で、『睡眠時間が短い方が健康で居られるんじゃないか』という考えにシフト。
自身の体を使い独自で短眠実現のために模索、失敗を繰り返し、25歳の頃には45分の超ショートスリーパーになれたそうです。
今では短眠メゾット【Nature sleep(ネイチャースリープ)】を開設。
累計受講者数800名、改善率92.7%という実績を誇っています。
『凄い人が書いたトンデモないノウハウ本か!』と思って読み始めましたが、実際はそうではありません。
しっかりと睡眠についての知識、短眠についての知識が書かれています。
しっかり寝ないといけないと思っている方は、少し常識外れに思うかもしれませんが。
もちろん短眠の実践方法も書かれていますので、早速実践したい方はこの本がおすすめです!
朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」
―睡眠専門医が教えるショートスリーパー入門(著者:坪田聡さん)
著者である坪田聡さんは日本睡眠学会に所属する睡眠専門医です。
医師として診療するうち、睡眠障害が病気の発症や経過に深く関係している事に気が付き、高齢者を中心に睡眠の治療を開始。
今では治療から予防へと観点を移し、睡眠で健康な生活を送る事をコンセプトに指導や書籍出版などの普及に尽力されている方です。
睡眠改善に特化したコーチとしても活躍されていて、その実績は確かな物。
多くの書籍を出版されており、5時間快眠法は坪田さんの一番新しい書籍です。
この本は即寝・即起きの技術や日中にパフォーマンスを上げる為の仮眠の大切さなどが書かれており、非常に読みやすい本となっています。
朝5時起きを習慣にするという事で、お弁当などを作る主婦の方にもとても人気がありますね。
【入門】と書いてあるだけあって、基本がしっかり詰まっていると感じた本でした。
睡眠系の書籍を1度も読んでいない方はコチラがおすすめです!
スタンフォード式 最高の睡眠(著者:西野精治さん)
著者の西野精治さんは米国スタンフォード大学医学部精神科教授という素晴らしい実績の持ち主です。
西野精治さんが書いた本は今回が初めてだそうですが、Amazonでもベストセラー1位になるほどに人気のある書籍となっています。
【入眠直後の黄金の90分】【睡眠負債】といったキーワードがとても人気になり、テレビの出演を始め多くのメディアに取り上げられました。
しかし私が一番為になった部分は、会議や授業中など、「寝てはいけないときに眠くなった」ときの科学的な対策についてです。
この本を読むまでに私は自分にある程度睡眠の知識が付いていたので、凄く驚くと言った事はありませんでした。
しかし、短眠を始めた頃は必ずと言って良いほど日中がキツイです。
仕事中など寝てはいけない時に眠くなるといった事もしょっちゅうありました。
この本ではそうなった時の対策について科学的に書かれており、そういった意味で短眠法を始めるうえで読んでおいて欲しいと思います。
元々忙しくて時間の無いビジネスパーソン用に書かれた物なので、再現性の無い方法は書かれていません。
帯でもアピールされている「究極の疲労回復」と「最強の覚醒」を実現する超一流の眠り方に興味がある方は手に取ってみてはいかがでしょう。
最後に
努力で睡眠時間を減らす事は確実に出来ます!!これは間違いないでしょう。
正し、しっかり睡眠した時と同じ体調で居られるかは分かりません。
人による、としか言えない部分になります。
私自身短眠でも平気になりましたが、しっかり睡眠した時と同じパフォーマンスを出せているかと聞かれると、『絶対に出せている!』とは言い切れません。
ですがショートスリーパーには成功者が多く、もし実現できれば自由な時間も増えて良い事の方が多いのは間違いありません。
しかし実現までに挫折した方も相当数居る事も忘れないでください。
本を読んで睡眠の知識を得たからといって、簡単にショートスリーパーになれる訳ではありません。
事実短眠メゾットというセミナーもある程なので、独学で成功するには強い意志が必要です。
実現には短眠する為の強い理由を持ちましょう!
睡眠時間を削ってまでやりたい事があるのか。それはやらなければならない事なのか。
強い理由を持つことで、ショートスリーパーへの道はあなたの前に現れるはずです。