豆知識・雑学

dB(デシベル)についてわかりやすく解説してみた。

最近の家電製品は、騒音問題にもしっかり対応し静音設計などの製品がたくさん販売されています。
掃除機やドライヤーなどがそれに当たりますね。

様々な製品のスペックを確認すると、静音設計を謳い文句にしているものも多く、〇〇dBの静音設計!なんてよく見かけます。

しかしちょっと待ってください。
その〇〇dBがどれくらい静かななのか、そもそも本当に静かなのか気になりませんか?

買ってから思ったより静かじゃなかった・・・なんて経験誰しもがあると思いますし、出来るだけそんな経験は減らしたいところ。

そこで今回は、音の大きさを表す単位であるdBをわかりやすい例えを用いて解説したいと思います。

あなたの家電選びの参考になれば幸いです。

そもそもdB(デシベル)とはなにか

電気工学や音響工学などで物理量をレベル表現により表すときに用いる単位をdB(デシベル)といます。
要約すれば、そのものの強さを数値で示したときに他と区別できるように単位つけておこう、となったときにつけられた単位がdBです。

今回は家電の稼働音がテーマですので、【音の大きさ】の単位として表現されるときのdBのお話ですね。

なんとなくそれは知ってるよ、という方も多いのではないかと思いますので、さっそく各dBがどれくらいの大きさなのか、というお話に移りましょう。

気になる〇〇dBの大きさは・・・

大前提として、dBはその数値が大きくなればなるほどうるさく感じるものです。

例えば0dBを倍率1倍としたとき、20dBでは約10倍くらいの音の大きさになります。

細かな計算方法があるのですが、難しすぎるのであえてここでは触れないでおきます。

以下、dBと倍率の関係を表にしておくので参考にしてみてください。

デシベルの差0dB6dB10dB20dB40dB60dB80dB100dB
倍率1倍3倍6倍10倍100倍1,000倍10,000倍100,000倍

ここで注意したいのは、0dBは全くの無音ではなく人がギリギリ聞こえるか聞こえないか、くらいの音だということです。
無音の〇倍ではなにも聞こえないですからね。

この表を見てわかることは、デシベル同士の引き算でだいたいどれくらいの音の大きさの違いがあるか、が分かるということくらいです(30dB-20dB=10dBなので、30dBは20dBの約6倍うるさいといった具合)。

ちなみに、家電の騒音とは関係ありませんが-〇〇dBというものも存在しています。
しかし、そもそも人間には聞こえない音なのでこちらは今回スルーさせていただきます。

各dBと身近な音の大きさの目安

人は50dB以上の音でうるさく感じます。
なので、49dB以下であれば一般的には「静かだ」と感じることが出来るのです。

上記の表から、各dBを身近な音に例えて説明してきます。


・0~10dB
人間の聴力の限界~呼吸音程度の大きさ。
このレベルであれば、周りの生活環境音や距離によって全くの無音に感じるでしょう。

・20dB~40dB
ささやき声~図書館、深夜の郊外レベルの大きさ。
このレベルまでが多くの人が静かだと感じるレベルであり、日常生活では望ましい範囲の音の大きさです。

・60dB~80dB
一般的な会話~かなり騒がしい事務所・店舗くらいの大きさ。

60dBですと、若干気になる程度の大きさですが、80dBになると極めてうるさく感じます。
製品により一概には言えませんが、掃除機の音の大きさが大体60dBですので、80dBはそれの約10倍の大きさとなります。

・100dB
電車が通過しているガード下くらいの大きさ。

当然この中で会話することなど不可能で、ずっと聞いていたら聴覚機能に異常をきたすレベルです。
しかし、これくらい大きい音の家電製品はないので安心してください(笑)。


以上が大体の目安になります。

今の時期でいうと、除湿器選びの参考になるかもしれませんね。

静音設計!と書いてある製品でもしっかり騒音レベル(dB)を確認すれば、買ったはいいが意外とうるさいなぁ、なんてことがなくなると思いますよ。

距離による音の減衰について

一般的に、音源の発生地点から離れれば離れるほど音は小さく聞こえますね。

音は空気振動によって伝わっていき、その伝わり方はまるで風船が膨らむかのような球状に広がる伝わり方です。

風船は、膨らみ続けると徐々に表面が薄くなっていきますね。
音もそれと同じで、遠くに行けば行くほど密度が小さくなっていくので、遠い場所であればあるほど音の大きさは小さくなていくのです。

これは一般的に点音源と呼ばれる一点から音が発生させられる音源の場合です。

もう一つ、線音源というものがあり、直線的に発生させらるこちらの音源は距離による音の減衰が少ないのです。

減衰量の違いはありますが、どちらにせよ距離が離れれば離れるほど音が小さくなることには変わりありません。

家電製品でいうなら、設置場所によっては思ったよりうるさく感じるし、静かにも感じるという事ですね。

当たり前のことをまあ長ったらしく書きましたが、騒音レベルと併せてこちらも気にすると、より後悔しないお買い物が出来るかと思います。

最後に

いかがでしたか?
今回は音の単位であるdBについて解説させていただきました。

出来るだけわかりやすく解説しようと思ったのですが、改めて見るとなかなかまとまっていないような気も・・・。
わたしの文章力ではこれが限界ですので、なんとかご容赦ください(笑)。

しかし、大まかな音の大きさは伝わっているのではないかとも思います。

一つ注意点として、人間の感じ方は人それぞれ、という事を忘れないでいただきたいです。
先述した例はあくまで例えであり、一般的なものです。

また、生活環境でも音の感じ方は変わってくる、という事も覚えておいてください。

例えば寝室などシーンとした環境では時計の針音が気になる、といった具合ですね。
神経質な方ですと特に気になるところかと思いますので・・・。

 

これからの家電製品選びでは、この”dB”に注目するとまた違った選び方が出来る事でしょう。

ぜひ、参考にしてみてください。